年代別病みソング! 悩んでいる時に聴きたいメンヘラっぽい歌詞を紹介!

生活していると、街やビルの中、自身のスマホなど日常的に耳にする機会が多い音楽。

今回は、「昭和」「平成」から「令和」にかけて愛され続けている邦楽の、メンヘラっぽい歌詞をご紹介します。

昭和編

・わかれうた / 中島みゆき


髪がなくて今度は 腕を切ってみた

切れるだけ切った 温かさを感じた

血にまみれた腕で 踊っていたんだ


「わかれうた」は、中島みゆきの“喪失”の部分が色濃く反映された初期の名曲です。

喪失の歌を作らせたら右に出る者はいません。

気になった方はぜひチェックしてみてください。

・時の過ぎゆくままに / 沢田研二


あなたはすっかり疲れてしまい 生きてることさえ 嫌だと泣いた

壊れたピアノで想い出の歌 片手でひいては ため息ついた


イントロから哀愁感たっぷりで、歌詞もカップルがどんどん堕ちていくサマが描かれています。

とくに出だしの歌詞は、鬱なときにピタッと吸い付くようにハマっていくこと間違いなしです。

ぜひジュリーの艶っぽい歌声とともに、沈むところまで沈んでみてはいかがでしょうか。

・秋桜 / 山口百恵


薄紅のコスモスが秋の日の なにげない陽だまりに揺れている

この頃涙もろくなった母が 庭先でひとつ咳をする


作詞・作曲さだまさしによる「秋桜」は、聴いていると胸を締め付けられるような切なさに包まれます。

切ない曲に浸りたいときなどにおすすめです。

平成編

・僕が死のうと思ったのは / 中島美嘉


僕が死のうと思ったのは 冷たい人と言われたから

愛されたいと泣いているのは 人の温もりを知ってしまったから

僕が死のうと思ったのは あなたが綺麗に笑うから

死ぬことばかり考えてしまうのは きっと生きる事に真面目すぎるから


タイトルからしてネガティブ度がすごいですが、その内容は曲が進むにつれて微かな光が見えてくるような歌詞です。

さらに思わず聴き惚れてしまうほど情感たっぷりの歌声は圧巻。

落ち込んだままで終わらせたくない人におすすめです。

・Aitai / 加藤ミリヤ


会いたい会いたい会いたい会えない ただあなたを求めてるよ

こんなにこんなに好きになるなんて

会いたい 心が壊れるその前に...


タイトルからもわかるように、愛しい人への“会いたさ”が爆発しています。

とくに失恋した人、片想い中の人の心にグサッと刺さるはずです。

・あたしの心臓あげる / 黒木渚


あたしの心臓あげる 毎晩抱いて眠ってね

ギター聞かせてあげるから あなたの心臓ちょうだい


“あたしの心臓あげる”という独特な切り口から紡ぎあげる楽曲は、ラブソングという範疇を超えている斬新な曲です。

これが1stシングルとは思えないですよね。

令和編

・眠る前にあなたの声を / Anna


もう元の日々には戻れない

戻りたくもない

ずっとお互いに夢中でいようね


好きで好きで仕方がないという気持ちを綴った曲です。 早く会いたいという思いがこもっているしっとりとした曲となっています。

・melt bitter / さとうもか


私に染み込んでいるあの口癖は

あなたのものだったの

消えないで

なんて願ってばかみたい


一緒にいる期間が長いと似てきてしまうものなんですよね。

そういったカップルあるあるを離れてから痛感してしまう切ない曲です。

歌詞の共感性の高さに注目です。

・思想犯 / ヨルシカ


他人に優しいあんたにこの孤独がわかるものか

死にたくないが生きられない、だから詩を書いている


孤独な主人公の破壊衝動をメインに曲が進んでいきます。 戻ることのないものは、儚くそして美しい。

最初は理解できない主人公の行動ですが、後半から内容が変わってきます。

聞いていくにつれて主人公とリンクできるところがあるのではないでしょうか。

病んでるときに浸ろう!

今回は、年代別で病みソングを歌詞を添えてご紹介しました。

知っている曲や、気になった曲はありましたでしょうか?

病んでしまったり、気分の落ち込みから戻ってこれない時は、紹介した曲を聴いて病んでる気持ちに浸ってみるのも1つの手です。

無理に解決せずに、たまには流れに身を任せてみても良いのではないでしょうか。

きっといくつもの曲が、あなたの心に寄り添ってくれますよ。

メンヘラせんぱい